概要
フリーソフト「MikuMikuDance」(MMD)を用いて制作される3DCGアニメーション作品の総称。初音ミク文化と結びついて発展し、個人クリエイターによる3DCG表現の代表ジャンルとなった。
ジャンルの概要
MMD作品は、フリーソフト「MikuMikuDance」(MMD)を用いて制作される3DCGアニメーション作品の総称である。初音ミクをはじめとするボーカロイド楽曲・キャラクターと結びつき、個人レベルで3DCGアニメーションを発信する文化を切り開いた。
モデル・モーション・ステージ・エフェクトなど、複数の制作者が共有素材を持ち寄ることで成り立つ協働的な創作文化を形成している。
制作と協働
モデル制作・モーション制作・カメラワーク・エフェクト・楽曲・MAD的な構成編集など、分業によって作品が積み上げられる構造になっている。配布素材の利用規約を遵守することがコミュニティの絶対的なルールとして定着している。
商業利用・二次利用には作者ごとに許諾範囲が異なり、利用条件を読み解いて尊重する文化的成熟度が高いコミュニティとして知られる。
観察上の意味
MMDは、誰でも無料で3DCG表現を行える環境を提供したことで、個人クリエイターによる映像表現の幅を大きく広げた歴史的に重要な存在である。
近年はリアルタイム3D表現の普及(Unity・Unreal Engineなど)によって表現環境の選択肢が増えているが、MMD文化は依然として独自の活況を保っている。
緒編集者コメント ── 緒方 季実子
MMDは、3DCG表現を個人の手に取り戻したという意味で、インディークリエイター文化の歴史において極めて重要な存在である。配布素材の利用規約を尊重するコミュニティ文化も含めて、観察対象としての価値は高い。
執筆者プロフィール
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緒
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緒方 季実子 (おがた きみこ) Indie Creator Lab ライター DLsite系・同人文化圏を主領域とし、声・絵・物語の作り手たちの生態系を観察する。 主担当: クリエイタープロフィール(DLsite系)・同人文化コラム / この執筆者の記事一覧を見る → / 編集部メンバー一覧 → |
